習って観よう

 

能を観ていて、あの聞きとりにくい(あるいは、ほとんどわからない)謡がわかればいいのに、と思われる方のために、5回講座という形で始められました。この講座は、「金春康之演能会」およびその他の金春康之の演能に先立って行われ、内容は現在つぎのようなものとなっております。

○上演曲の謡のおけいこ
曲の中にある情感を味わうことを目的としています。難解語句の解説などもして、最終回にはみんなで一曲を通して謡います。

○曲趣の解釈
解説書の解釈も紹介しながら、演者の立場からの曲趣の理解をお話します。

○舞の紹介
舞の動きの意味などを説明し、「仕舞」として舞われるところなどを舞ってお見せいたします。能の動きの美しさを知っていただくことがねらいです。美しい動きからはいろいろなことが想像できることを体験していただけるでしょう。

正座のつらい方でも参加していただけるよう講習は椅子にすわって行います。また、能をできるだけ感性的・美学的にとらえていただくことをねらいとしていますので、上演曲と相通じるようなクラシック音楽を聴いたりもします。お茶を飲みながらくつろいでいただける時間もつくっています。


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